狩猟民俗と修験道
永松敦
1993年8月25日
白水社
2,456円(税込)
人文・思想・社会
宮崎県椎葉村と大隅半島は、猟師の山の神祭りを中心とした民俗儀礼の宝庫として広く知られているが、それらには、近世の島津氏系修験者たちが深く関わっていた。精細な現地調査をもとに、厖大な島津家文書と地元に遺る諸文書を克明に対比し、現行儀礼の成立事情と展開を歴史民俗学的に跡づける。
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