
狐物語
鈴木覚
1994年7月10日
白水社
6,194円(税込)
人文・思想・社会
本書は、十二世紀後半から十三世紀にかけて主に北フランスで作られた動物叙事詩。二十話を収録する。各話共通の主人公はルナールという名の狐で、この狐がいろいろな動物や、領主、騎士、僧侶などに悪知恵を働かせ、騒動を引き起こす様を明るく陽気に描いている。随所に風刺を盛り込んだ韻文物語。
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