ウィ-ンの世紀末

白水Uブックス

池内紀

1992年4月1日

白水社

1,281円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

西欧の作家や作品にまつわる議論のなかで、それらが生息した都市の空間があってもよい、とりわけ一つの精神空間としてのウィーンの世紀末を、それが形成されたプロセスに戻して見たいと著者は思う。文学や美術や音楽や哲学の分野を問わず、相互に関連しあった有機体としての世紀末を描く野心的エッセイ集。

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