縞模様の歴史
悪魔の布
白水Uブックス
ミシェル・パストゥロー / 松村剛
2004年8月31日
白水社
990円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
今やわれわれの日常生活に氾濫している縞模様は、ヨーロッパ中世においては売春婦、死刑執行人、旅芸人などが身につけた異端のシンボルだった。中世から現代までの長い時間に、この模様がいかなる意味の変遷を経てきたかを跡づけるユニークな歴史書。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(2)
starstarstarstar 4読みたい
0
未読
0
読書中
0
既読
2
未指定
0
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
(無題)
縞模様の歴史小史。著者の専門である中世が半分、後代が半分くらい。 縞模様の衣は中世においては、社会の周縁に位置する娼婦、死刑執行人、旅芸人、道化、狂人などが身に着けていた。いわば排斥・疎外のシンボルだったが、これが近世の頃までには召使のお仕着せに用いられるなどしてむしろ「従属」の意味を持つようになる。18世紀以降は、中世的な否定的な価値だけでなく、肯定的な価値をもつようになる。 囚人服の縞模様、パジャマの縞模様などの分析も。発想も着眼点も斬新で、小著ながら示唆に富む本。
全部を表示いいね0件