独裁者は30日で生まれた
ヒトラー政権誕生の真相
ヘンリー・アシュビー・ターナー / 関口宏道
2015年5月23日
白水社
2,970円(税込)
人文・思想・社会
敗北した選挙、枯渇する党資金、突撃隊の叛乱。なぜヒトラーは首相になれたのか?大資本がヒトラー独裁を準備したというマルクス主義的見解を批判し、米独歴史学界で大論争を巻き起こした碩学が辿りついた結論。
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toruo
(無題)
大資本がヒトラー政権を準備した、というマルクス史観に挑んだ本作は何故ヒンデンブルクがヒトラー首相に指名してしまったのか、ということを乏しい資料から徹底的に検証した力作。 何故資料が乏しいかと言うとナチが権力を得てから対立者の資料が破棄されただが…。 これを読むとかなり特殊な時代背景、状況からあのような政権が産まれてしまったことが分かるが、一方で元々、民族的に好戦的かつ軍国的な土壌があったことも分かってしまう。 後からではなんとでも言える、と言えばそれまでだけど止める機会がたくさんあったことにも驚く。所詮は政局だったのかと。力作です。
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