採用面接評価の科学

何が評価されているのか

今城 志保

2016年11月11日

白桃書房

4,180円(税込)

ビジネス・経済・就職

会社の将来を左右する採用面接の研究はあまり進んでいないと著者は言い、特にこのような問題があるとする。 ・面接を受ける候補者のどの特徴に注目し評価すべきなのか ・面接官の間での評価の違いがどのように起きるのか ・一般的な対人認知研究の知見が十分活用されておらず、面接者の認知や印象形成のプロセス理解があまり進んでいない。 そこで本書は、採用面接における評価についての概念的枠組みを提案し、それに基づく実証研究により、その妥当性を検証している。 研究書ながら、大企業の採用担当者や採用コンサルタントにも有用な内容となっている。 第I部 背景・問題意識と概念的枠組み 第1章 背景と問題意識:採用面接では何が評価されているのか 第2章 面接評価内容に関する概念的枠組み 第II部 実証研究 第3章 研究1:「複数組織の採用面接で共通して評価される個人特徴は何か」 第4章 研究2:「外向性と情緒の安定性は、初期印象で評価されるか」 第5章 研究3:「採用面接評価の組織間の違いは組織の特徴に関連しているか」 第6章 研究4:「主観的基準アプローチを用いた(面接者とではなく)組織との適合評価の検討」 第7章 研究5:「新卒採用でも面接者は職務との適合を評価しようとするか」 第8章 研究6:「日本の新卒採用面接の妥当性の検証」 第9章 研究7:「概念的枠組みの3つの評価要素と最終評価の関係」 第III部 実証研究結果を用いた評価内容の概念的枠組みの再検討 第10章 実証研究の結果のまとめ 第11章 評価内容の概念的枠組みの再検討

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