
制度複雑性のマネジメント
論理の錯綜と組織の対応
電子書籍並行刊行
舟津 昌平
2023年3月11日
白桃書房
3,099円(税込)
ビジネス・経済・就職
〔2024年度企業家研究フォーラム賞(著書の部)受賞〕 〔2023年第18回日本ベンチャー学会清成忠男賞(書籍部門)受賞〕 各自がそれぞれの属するコミュニティの論理に従って「正しい」と信じて疑わないことを行っているだけなのに、それがコンフリクトを生み、解決が難しい状況となる。このような<話の合わない>事例は、社会にあふれている。 本書は、このようなコンフリクトが引き起こされる状況を「制度複雑性」と解釈し、解決の糸口を探る。題材にするのは、科学と事業の関係であり、その連携が複雑化する中、いかに科学の論理と事業の論理の対立をマネジメントし、イノベーションを生み出していくのか、その方策を追究する。 協働に伴って、必然的に顕在化する複数の論理の錯綜とコンフリクト。これを分断ではなく、新たな創造性を生み出す機会へと昇華させるための、「制度ロジック」の視点からのアプローチである。 イノベーションを生み出すべく、科学と事業の関係に関与する実務家や、さらには、<話の合わなさ>に直面し、苦悩する人々にも、多くの示唆を与える研究成果をまとめている。加えて主要な章には「ノンテクニカルサマリー」を収録し、一般の方にも読みやすく工夫され、好評を得ている。 序 章 論理の錯綜とイノベーション 第1章 制度, 制度ロジック, 制度ロジック多元性 第2章 イノベーションをめざす組織間連携 第3章 制度ロジックの析出 第4章 第三のロジックの出現 第5章 分化と形態形成 第6章 同床異夢の成立 第7章 制度と制度ロジックの境界と認識 終章 分断の時代における組織の論理
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