ルピナス探偵団の当惑

ミステリー・リーグ

津原泰水

2004年3月31日

原書房

1,760円(税込)

小説・エッセイ

「そうだ、検視の結果なんだけど」と姉(警察官)は言い、「いい。聞きたくない。いま食べてるし」と私(女高生)はかえすのだが、「じゃあ聞かないで。勝手に喋るから」そうして事件に巻き込まれ(押しつけられ)てゆく私たち。どうして殺人を犯した直後に被害者の残したピザなんかを食べていったのだろうか、どうして血文字のダイイング・メッセージ(らしい)はわざわざ鏡文字になっていたのか、そしてどうして死体から腕だけを無理して盗んだのかー。才人津原泰水が本格ミステリーの粋を凝らした傑作。

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