ヒトラーとシュタウフェンベルク家

「ワルキューレ」に賭けた一族の肖像

ペーター・ホフマン / 大山晶

2010年8月31日

原書房

3,520円(税込)

人文・思想・社会

ヒトラー暗殺計画は、総統大本営=狼の巣での会議中に実行された。クーデター「ワルキューレ」を実行したクラウス・シュタウフェンベルク伯爵は、国内予備軍司令参謀長の要職にあり、国を守る大義に殉じることを旨として育った名門のドイツ貴族である。彼の人格形成に影響を及ぼしたのは、生まれ育った境遇であり、双子の兄ベルトルト、アレクサンダーであり、詩人シュテファン・ゲオルゲからの人生へのヴィジョンと価値観だった。1944年7月20日、ヒトラーとドイツ政府の愚政に異議を唱えて、英雄的な蜂起にいたるまでの、貴族シュタウフェンベルク家に秘められた歴史を膨大な資料から丹念に綴った集大成。

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