帝国の最期の日々 下
パトリス・ゲニフェイ / ティエリー・ランツ / 鳥取絹子
2018年2月27日
原書房
2,420円(税込)
人文・思想・社会
大きな傷痕を残した二つの世界大戦と、全体主義の失敗、16世紀から世界を支配していたヨーロッパの衰退で、歴史の終わりがたたえられ、帝国は虚栄の名のもと火刑に処せられたかのようにみえた。しかし、帝国は死すとも、帝国主義だけは永遠に死ぬことはない。その証拠が中国の驚くべき変身であり、あいも変わらぬロシアの復活、大国の重みを隠そうとしないアメリカである。世界の過去を知り、現在を理解するための歴史の重要な教訓がつまったかつてない歴史書。
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