情報理論

情報数理シリーズ

平沢茂一

1996年5月31日

培風館

3,190円(税込)

パソコン・システム開発

本書はShannon流の情報理論の古典的ではあるが重要な成果を網羅した標準的なテキストである。情報理論は情報数理のなかで最も基本的かつ数学的にも美しい理論の一つである。時間、振幅ともに離散系に限定し、符号化定理を中心に説明している。まず、情報量の定義からはじまり、情報源符号化の問題、次いで通信別符号化の問題をとり上げ、最後に情報縮約についても触れている。通信路符号化の中には符号理論とのつながりを考慮して、繰り返し符号と連接符号についても詳しく解説されている。これから情報理論を体系だてて学ぼうとする技術者・研究者にとって必読の書である。

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