素粒子世界における事実と謎

マルティヌス・ヴェルトマン / 東島清

2007年7月31日

培風館

6,380円(税込)

科学・技術

ノーベル物理学賞を受賞した理論物理学の大家が、教育的情熱を込めて書いた素粒子物理学の入門書である。ほとんど数式を使わずに、現在の素粒子物理の標準理論を説明したものであり、高校程度の物理の知識があれば素粒子の世界にふれることができる。第一級の理論家によって書かれた本書は、専門家にとってもはっとするような記述も多く、広い読者が楽しめる内容である。クォークモデルからゲージ理論へと発展していく理論の最前線にいた著者自身の経験や、素粒子物理学を発展させてきた人たちにまつわるエピソードが散りばめられており、物理学者らの人間ドラマとしても興味深い。

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