千利休
己の美学に殉じた男
PHP文庫
土岐信吉
1996年5月31日
PHP研究所
832円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「あれほど待ち望んだ平和が招来したとたん、朝鮮、明に出兵しようとは…とうとう心まで老いて魔道に入ったか」。面前で平然と言い放つ利休に、秀吉は思わず懐刀に手をかけたー。信長、秀吉に仕え、茶の湯の頂点を極めた男、千利休。しかし一方で利休は、恐るべき秀吉の秘密を知ってしまったのだった。秀吉と利休の関係を新しい解釈で描き、自刃の謎に迫る傑作歴史小説。
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