「老子」を読む
現代に活かす「無為自然」の哲学
PHP文庫
楠山春樹
2002年2月28日
PHP研究所
607円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
戦乱の古代中国にあって深遠な「道」の思想を説き、「無為自然」を治世や処世の根幹とした老子。その哲学を五千余字で記述した『老子』は、様々な金言・警句の出典となり、日本人の思想にも多大な影響を及ぼした。本書は、古来読み継がれてきた『老子』のテキストを、近年出土した帛書や竹簡をもとに校訂。訳文や解説に新解釈を取り入れ、その思想世界をわかりやすく紹介する。
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