
お葬式をどうするか
日本人の宗教と習俗
PHP新書
ひろ さちや
2000年8月23日
PHP研究所
726円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理 / 新書
お葬式とは、本来、宗教ではなく習俗である。すなわち、成人式や結婚式と同じ儀式にすぎない。しかし、日本人の多くが、そこに格別な宗教的意義があると誤解している。戒名、お焼香、北枕、火葬、年忌法要、お墓の問題……。本書では、葬儀にまつわる習俗と宗教を腑分けし、神道、仏教、儒教との関わりを解説している。▼まず、釈迦やキリストが葬儀に格別な意義をもたせてはならないと戒めた言葉を紹介し、宗教と習俗の違いを明確にする。ではなぜ、「葬式仏教」と呼ばれるようになったのか。それは、江戸時代以降、キリシタン弾圧を目的とした檀家制度により、葬式は僧侶がとり行うようになったからである。▼その他、お通夜、末期の水、お骨上げなどの意味についても易しく解説。著者は本来の仏教思想に基づいた、弔いの心、偲ぶ心があれば、しきたりにこだわる必要はない、と説く。▼死を迎える側も、弔う側も今から読んで考えたい「本当のお葬式の話」。 ●第1章 なぜ日本人は「お葬式」にこだわるのか ●第2章 仏教における葬式の起源 ●第3章 お葬式のかたちと作法 ●第4章 宗教の世俗化とお葬式 ●第5章 供養の本質、お墓の問題 ●第6章 仏教にみる理想の死に方 ●第7章 お葬式はどうあるべきか
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