佐竹義重
伊達も北条も怖れた常陸の戦国大名
PHP文庫
近衛龍春
2005年1月31日
PHP研究所
817円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「退け!逃げよ。彼奴は人でなし。鬼じゃ!」-瞬く間に7人を斬り捨て、北条軍2万を潰走せしめた常陸の戦国大名、佐竹義重。「鬼佐竹」「板東太郎」と諸国に怖れられ、伊達政宗さえも討ち取る寸前にまで追い込んだ。長年「半国守護」の屈辱を味わってきた佐竹氏だが、義重の登場で常陸統一を果たし絶頂期を迎える。守護職の誇りをかけて、乱世を戦い抜いた男の生涯を描く。
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