
「大人になりきれない人」の心理
PHP文庫
加藤諦三
2008年11月6日
PHP研究所
836円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理 / 文庫
五歳の子どもに、三十歳のビジネスマンのような生き方はできない。しかし「五歳児の大人」は、何の責任も負うことなくチヤホヤされていたいと願いながらも、「大人として」生きなければならないのだ。大人になりきれない人にとって、自信もなく、人を許せず、軽蔑を恐れながら過ごす日常は辛い。それに振り回されるまわりの人もまた、辛いはずだ。▼本書は、大人のフリに疲れた人の困った言動とその原因を分析し、今より心豊かに、人に優しく、満足感をもって生きるための方法を、自身も「五歳児の大人だった」という著者が説き明かす。彼らを上司や同僚、家族や友人に持ってしまった人たちにも役立つ心理学。▼「最近の日本の親は五歳児の大人が多い」「五歳児の大人を救う3つの条件」「幼稚さを認める勇気を持とう」など、現代社会の問題点や問題解決のための具体的アドバイスを満載した人生論。▼『「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学』を改題。
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自分も同じように生きづらさをかんじていて、正に5歳児の大人なんだろうなぁと思う。 愛されたいと思ってもがき苦しんでるのは腑に落ちた。 「満たされなく育ってきて満たされたくて必死で余裕がないんだなぁ」と腑におちた。それはものすごい収穫だった。 この本は今までの「何となく生きにくい」「何となく自分は変だ」を何故なのか?ということを理解するにはすごく良かったが、「じゃあどうしていったらよいのか?」がほとんど明記されていない。 なぜ生きづらかったのかを自覚することが大事なのはわかった。ちゃんと愛情を受けて満たされ手て育った人とはそもそも感じ方も全然違うことはわかった。確かにそれだけでも少し楽になった。 でも、それでこの状態をどう改善していけば良いのかが薄いなぁと感じました。
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HONAMI
(無題)
自分自身に対する不公平を許せることが、人の上に立つ器量だと私は思っている。(引用) どこまでも現実的で良い。
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