生活保護vsワーキングプア

若者に広がる貧困

PHP新書

大山典宏

2008年1月17日

PHP研究所

792円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会 / 新書

「おにぎり食べたい」--日記にそう書き残して孤独死した男性は、数カ月前まで「生活保護」の対象者だった。北九州市で続発する餓死事件。役所が繰り広げる水際作戦。一方で、「怠け者が生活保護を食い物にしている」という報道も後を絶たない。明らかにされるワーキングプアとの根深い関係ーー。「生活保護年収四〇〇万円相当(四人世帯)>ワーキングプア」という衝撃の事実からあぶり出される真実とは? 三五〇〇件以上の相談に応じてきた専門家が、生活保護の現場から格差是正の処方箋を示す。▼◎若者に広がる貧困、◎自業自得、自己責任?◎九八年に社会が変わった、◎不正受給額は計72億円、◎水際作戦と受給者バッシング、◎若者が生活保護を受ける、◎額面20万円のサラリーマンと同じ、◎人生何度でもやり直しができる、◎プチ生活保護のすすめ、◎放置したときのコスト、◎入りやすく出やすい制度へ、◎支援の芽を育てるために ●はじめに ワーキングプア、ネットカフェ難民、ニート、ひきこもり…… --みんなが生活保護を受けたらどうなるの? ●第一章 若者に広がる貧困 ●第二章 「生活保護=悪」のイメージ ●第三章 元ケースワーカーが語る生活保護のしくみ ●第四章 水際作戦の正体 ●第五章 若者が生活保護を受ける ●第六章 プチ生活保護のススメ ●第七章 新しい支援の芽

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