
リーダーになる人に知っておいてほしいこと
松下幸之助 / 松下政経塾
2009年3月25日
PHP研究所
1,540円(税込)
ビジネス・経済・就職
パナソニックグループを創りあげた松下幸之助がその私財70億円を投じてはじめられた松下政経塾。この塾はその後政財界に多くのリーダーを輩出してきた。それから30年が経ち、いまの日本は「百年に一度」の危機に瀕している。それは実体経済面だけの話ではない。企業人、政治家・官僚が精神の危機に陥っているという点では、まさしく未曾有の危機なのかもしれない。2008年後半からの景気悪化にともない、給与・賞与削減、人員削減といったリストラ策を決断せざるを得ない状況のなかで「リーダー不在」が叫ばれる日本。リーダーたるものまたリーダーを目指す人は日々なにを心がけておくべきか。本書では、松下が当時の塾生たちにその思いを切々と伝えつづけた未公開テープ約百時間を中心にしつつ、政経塾の人間教育をベースにして構成されたものである。物事の本質を見極め衆知を集めつつ道を切りひらいていく人材となるために大切なことが凝縮された一冊。
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感動する手紙を書いているか?
1970年代の松下政経塾における講演テープの書き起こして2009年の本。 印象に残ったのは以下の点。 仕事に対する心構えとして、大切にしたいことばがあった。 成功の条件は、運と愛嬌。その上での賢さ、勤勉さなどの能力。 戦略や戦術以上に、その時の道徳に従う。何が正しいかということによって決行し、勝ってもよし負けてもよし、やるべきことはやる。 相撲の勝負はわずか30秒か1分。耐えられないほどの苦悩を耐えて、30秒の勝負を決している。稽古でぶつけられたり転がったりを生きがいと感じている。自分の生きがいと感じられないと辛抱できない。 仕事の勝負と賭け事は違う。絶対に成功するということを確実にしてやる。そのために勉強もする。やってみないと分からないというのはやけくそ。 このままではいかんという精神的な切迫感がないと熱心さや使命感は生まれない。新しい考えが浮かばないとすれば、それは熱意が足りない。 成功を信じなくても、失敗してもやると腹をくくる。 相手が感動する手紙を書いているか?本当に感激して書いたら、そういう手紙が書けるはず 他人に観てもらうより、自分で自分を観る。自分のどこがいけないかを自分で見つけ、直す。
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やはり人間としての成長が必須
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