極限トランク
PHP文芸文庫
木下半太
2016年7月8日
PHP研究所
660円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
目が覚めたら、なぜか全裸で車のトランクのなか!?広告代理店に勤める耳原敏夫は、何不自由ない生活を送っていたが、家庭では冷たい空気が流れ、仕事にも虚しさを感じていた。そんなある日、“コーディネーター”を名乗る男と出会い、「人生には刺激が必要や」という言葉に乗せられるように、妻子に内緒で名古屋へと向かうが…。なぜ閉じ込められたのか、果たして脱出は可能なのか。大興奮サスペンス!
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舞台は車のトランクだけ!?史上最少の脱出劇
極限シリーズが開幕!舞台は車のトランクだけ!?史上最少の脱出劇です。木下半太さんの、舞台の場面の少なさには毎回驚かされます。悪夢シリーズの第一弾悪夢のエレベーターでは、舞台はエレベーターの中だけでした。その場面だけで一冊を書いてしまうという技はすごいです。 【人生には刺激が必要や】 目が覚めたら、全裸で車のトランクの中だった、しかも死体と二人きり、口も目も塞がれ手足も拘束されている。なぜこうなったんだ? 広告代理店に勤めるサラリーマンである自分は、妻もいるし娘もいる何不自由ない生活を送っていた。しかし、家庭では冷たい空気が流れ、仕事にも虚しさを感じていた。 ある日、≪人生のコーディネーター≫と名乗る男と出会ったのが始まりだった。 「人生には刺激が必要や」 という言葉に引き寄せられた。 「女や金は二の次や、ほかに大事なもんがある、ドキドキや」 「胸が高鳴らへん人生なんて、死んでるのと変わらへんやろ」 家族は宝物だが、守ることで精いっぱい、日々がだらだらと過ごしてしまう。皮肉なことだが、宝物を手に入れるまでのハラハラやドキドキに真の価値があるのだ。彼の言葉に乗せられるように、妻子に内緒で名古屋へと向かうが…。 なぜ車のトランクに閉じ込められたのか?はたして脱出は可能なのか?人生のコーディネーターの仕掛けた罠とは?
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