嘘吹きネットワーク

わたしたちの本棚

久米 絵美里

2020年12月17日

PHP研究所

1,540円(税込)

絵本・児童書・図鑑

『最近、八吹写真館に入りびたってる八吹錯っていうやつが、動画とか画像の加工が得意で、頼めばなんでも作ってくれるらしい。それで今、このあたりの学校の子が、次々と頼みに行っているらしくて、だから最近、八吹写真館は嘘つき写真館って呼ばれてるらしい』 小野寺理子。野瀬小学校、6年1組、学級委員。 クラスのSNSで出回ったデマから風紀を正そうと、理子は「フェイク職人」である錯の元を訪れる。ところが、錯は、フェイク画像にふっ、と息を吹きかけてみせると……。 ネットの存在により高まる嘘の拡散力。なにが本当でなにが嘘か。それは、真偽を見抜く瞬発力より、自分がなにを信じ、守りたいのかという判断力ーーいま、この時代を生きる子ども達に考えるきっかけをあたえる1冊。 【目次】 プロローグ 1 嘘つきの嘘吹き 2 炎上クラスルーム 3 水川大喜利 4 妖精の正体 5 カワウソの懐中電灯 エピローグ 『嘘百科』あとがき

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