語られざる中国の結末
PHP新書
宮家邦彦
2013年10月17日
PHP研究所
836円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
海洋進出への野心を隠そうともしない中国。「膨張するものは必ず縮小する」。アヘン戦争のトラウマを払拭するかのごとく米国に挑戦し、来るべき「第二次東アジア戦争」に「敗北」したあと、はたして巨大国家が経験するのは旧ソ連のような民主化か、それとも分裂なのかー。いま最も注目される外交評論家が、近未来のシナリオを大胆に予測する。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(3)
starstarstarstarstar
読みたい
2
未読
1
読書中
0
既読
18
未指定
21
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
(無題)
中国は各王朝時代の静的存在として切り出すのではなく、過去から未来に向かう動的プロセスの一環として捉えるべきだ。そうすれば、統一と分裂が中国史上、何度も繰り返されてきた現象であり、漢族中国の勢力範囲が周辺の異民族との力関係により決まってきたことが理解できる。(p.51) 現代中国最大の政治問題は共産党の「統治の正統性」が揺らぎつつあることだ。(P.172) 平時の情報収集は有事の際の敵の行動予測を可能とする。敵の制度的・技術的弱点を知り、敵がサイバー攻撃を「戦争行為」と認識する限界を試すことも重要だ。肘の活動は、より高度な「本番」の際の攻撃の予行演習でもある。(P.234)
全部を表示いいね0件