月と日の后

冲方 丁

2021年9月21日

PHP研究所

2,090円(税込)

小説・エッセイ

わずか12歳で一条天皇の后となった、藤原道長の娘・彰子。幼すぎる入内、未熟な心。夫である一条天皇は優しく彼女を包み込むが、彼が真に愛した女性・定子の存在は、つねに彰子に付きまとう。しかし、定子が遺した子を抱きしめた日から、彰子の人生は動き始めた。父や夫に照らされる“月”でしかなかった彰子は、紫式部にも支えられ、やがて「国母」として自ら光を放ち出すー。平安王朝を新たな視点からドラマチックに描いた著者渾身の傑作長編。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

学校では習わない中宮彰子の熱く篤いその人生。

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2021年09月22日

みんなのレビュー (1)

ドクショ

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2022年05月22日

 「はなとゆめ」で清少納言。華やかな中宮定子のサロンに比べて地味な印象がある彰子を、紫式部に頼ることなく、面白く仕上げている。

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