
子宝船
きたきた捕物帖(二)
宮部 みゆき
2022年5月26日
PHP研究所
1,760円(税込)
小説・エッセイ
江戸で噂の、「持つ者は子宝に恵まれる」という宝船の絵。しかし、赤子を失ったある家の宝船の絵から、なぜか弁財天が消えたという。 時を置かずして、北一もよく知る弁当屋の一家三人が殺される。現場で怪しげな女を目撃した北一は、検視の与力・栗山の命を受け、事件の真相に迫っていく。 本書は、江戸深川の富勘長屋に住み、小物を入れる文庫を売りつつ岡っ引き修業に励む北一が、風呂屋の釜焚きなのに、なぜかめっぽう強い相棒・喜多次の力を借りながら、不可解な事件を解決していく物語。 北一の文庫づくりを手伝っているのは、欅屋敷の「若」や用人の青海新兵衛、そして末三じいさん。岡っ引き見習いとしての北一を応援しているのが、亡き千吉親分のおかみさんや大親分の政五郎、政五郎の元配下で昔の事件のことをくまなく記憶している通称「おでこ」たちだ。 北一応援団とともに謎解き×怪異×人情が愉しめる、著者渾身の大人気シリーズ第二弾!
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ななここ
おでこちゃん!
きたきた捕物帖は主人公北一の成長物語なので、読みやすくそして文体も明るい! 重苦しい閉塞感のあるものは今はちょっと苦手です。 まぁ捕物なので人の闇の話もありますが。(と言うか、捉えられた人の自白に至るまでの話が怖い。) そして、第二話からおでこちゃんが出ています。 あー、大きくなったね!おでこちゃん! 前は目が寄り目になってかけっこするようなポーズで記憶を呼び起こしていたのに、今は「ぶつぶつぐつぐつぶつ」とするんですね。 しかも嫁もいる! 弓之介は長崎に行ったのかー、学者になったのかーと「日暮し」時代を思い起こしながら読みました。 井筒の旦那は出てこないのかな? めちゃくちゃ好きだった弓之介&おでこちゃんのコンビをまた読み返そう! そして北一&喜多ニコンビの成長を楽しみにこれからも読んでいこうと思います!
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