
世界史を変えた植物
PHP文庫
稲垣 栄洋
2021年9月13日
PHP研究所
902円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 文庫
私たちが知っている歴史の裏側で、 植物が暗躍していたら…… 古代の文明が植物によって生みだされたとしたら、どうだろう。 近代社会を生みだした産業革命の原動力となったものが、ある植物であったとしたらどうだろう。 世界一の大国であるアメリカの隆盛の陰に、ある植物があったとしたらどうだろう。 アメリカの南北戦争やイギリスと清とのアヘン戦争の陰に、植物の存在があったとしたらどうだろう。 人類の歴史は、植物の歴史でもある。 本書では、そんな植物から見た世界の歴史をのぞいてみたいと思う。(「はじめに」より) ◎コムギ 一粒の種から文明が生まれた ◎コショウ ヨーロッパが羨望した黒い黄金 ◎ジャガイモ 大国アメリカを作った「悪魔の植物」 ◎タマネギ 巨大ピラミッド建設を支えた薬効 ◎トウガラシ コロンブスの苦悩とアジアの熱狂 ◎ワタ「ヒツジが生えた植物」と産業革命 ◎コーヒー 近代資本主義を作り上げた植物 人類は植物を利用しているのか? 植物に利用されているのか?
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マツモトユリ
植物の方から人類を見たら
タイトルの通り、世界史を変えた植物について、おもしろく学べる一冊。狩猟採集中心の社会から、農耕社会となり文明が生まれたということからも、人類史に与えた植物の影響の大きさは言うまでもない。しかし、コーヒーやサトウキビ、綿花などのプランテーションを奴隷が担ったことにより、欧米諸国は富を蓄積し、工業化を成功させたことを忘れてはならない。 最後の「地球外生命が地球の様子を観察したら…」というくだり、確かに!と、爽快な気分になった。
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