きたきた捕物帖

PHP文芸文庫

宮部 みゆき

2022年3月3日

PHP研究所

968円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

宮部みゆき、新シリーズ第一巻、待望の文庫化! 二人の「きたさん」が事件に翻弄されつつ成長していく物語で、著者が「生涯、書き続けたい」と願う捕物帖。 舞台は江戸深川。一人目の「きたさん」こと北一は、亡くなった岡っ引き・千吉親分の本業だった文庫(本や小間物を入れる箱)売りで生計を立てている。いつか自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て。 本書では、ちょっと気弱で岡っ引きとしてはまだ見習いの北一が、やがて相棒となるもう一人の「きたさん」こと喜多次と出逢い、亡き親分のおかみさんなど周りの人たちに助けられ、事件や不思議な出来事を解き明かしていく。 北一が住んでいるのは、『桜ほうさら』の舞台になった富勘長屋。さらに『<完本>初ものがたり』に登場した謎の稲荷寿司屋も、本書の中でその正体が明らかになるという、宮部ファンにとっては見逃せない仕掛けが満載。 宮部ワールドの要となる痛快・人情時代ミステリー。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

ここからはじまる新シリーズ。きたさんときたさんの捕物帖、だけど実は…

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2024年04月09日

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