モダンリビング(262)

2022年4月14日

ハースト婦人画報社

1,850円(税込)

科学・技術

1 ●今、暮らしに豊かさをもたらす──素材と色 日本の住宅建築では「素材」と「色」は装飾の一部として捉えられ、 建築設計の美しさを損なうものとして敬遠される傾向がありました。 使用する「素材」と「色」の数を抑えて極力シンプルにーー。 この価値観は日本の住宅建築に長く根付くひとつのスタンダードですが、 もっと暮らしに彩りが欲しい! とモダンリビングは考えます。 ここでは「素材」と「色」が建築家の設計意図をより際立たせ、 雄弁に語る事例を6軒集めました。触覚と視覚に強く訴えることで 建築に対する愛着が増し、それが暮らしの豊かさにつながります。 2 ●インテリア特集 「パウダーカラー」+素材感 表紙のメインタイトルになっている「素材と色」。このインテリア特集は、「色」のパートになります。インテリアに色を取り入れるのは難易度が高くウェブで検索しても参考になる事例が少ない…。モダンリビングがこれまで企画したインテリア特集や個人邸のインテリアスタイリングの経験、そして流行の分析などの結果出した答えーー。それは「パウダーカラー(彩度を抑えた中間色)」をメインアイテムに取り入れることです。そこに「素材感」のあるアイテムが加わることで、インテリアに一体感と深みが生まれるーー。 4つの事例を挙げながら、この新しいインテリアのセオリーを検証します。 3 ●暮らしを彩るアート 好みや空間、季節ごとに変えられるアートは、空間に色を 取り入れられる手段です。その効能は「色」だけでなく 観る人の心に深く入り込み、人生を豊かにするもの。 今回は、10年以上にわたり、モダンリビング誌上でアートの提案と 数多くのコーディネートのアドバイスをいただいた ベイスギャラリーの大西量明さんに監修・執筆を依頼しました。 過去号のアートのコーディネート例をピックアップしながら、 暮らしを「彩る」アートの魅力について考えてみます。 4 ●“色の魔術師”が手掛けるインテリアアイテム あるときは気分をポジティブに、またあるときは気持ちをリラックスさせてくれる、 「色」は空間を彩るだけではなく見る人の心にも変化をもたらしてくれる、大切な要素です。ここではML編集部が選んだ、 色を巧みに取り入れたデザインで世界を魅了するデザイナーと彼らの手掛けたアイテムを紹介します。 5 ●空間の印象を変える素材図鑑 木や石、タイルや左官材など、空間の中で大きな面積を担う建材は、住まいの雰囲気を決める上で 重要な存在です。ML編集部が厳選した魅力的な建材のほか、 多彩なマテリアルを設計に取り入れる4名の建築家に伺った素材選びや取り入れ方のヒント、 実際に見に行ける魅力的な素材が使われているショップの情報を紹介します。

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