
マンハッタン聖魔伝
長編超伝奇バイオレンス
Futaba novels
菊地秀行
1987年6月30日
双葉社
748円(税込)
小説・エッセイ / 新書
舞台の上でうねりまくる大柄で豊満な女体〈B90W60H93〉は、わずかな黒い皮で乳と尻が覆われているだけだった。男たちはへらの淫靡な動きで色情狂に変えられていた。その帰り道、数人のやくざが女を殺害する場面にへらは遭遇した。やくざの抵抗を砕いて、へらは女の死体を抱え、夫三吉のいるアパートへ疾走した。女房とは対照的に三吉は小柄で痩せた貧相な男だが、ただものではない。女の死体には何らかの処理が施されているのを2人は、見逃さなかった。間もなく2人は地下室と思われる部屋に拉致されたが、そこの中心人物と思われる若い男・遥の背後には妖しい老婆が存在した。この時がへら・三吉夫婦と妖婆グレタ・遥師弟との対決の初めだった!
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