犬猫先生のUFO推理

長編ユ-モア・ミステリ-

Futaba novels

斎藤栄

1988年3月1日

双葉社

748円(税込)

小説・エッセイ / 新書

いぬ語ねこ語を理解する犬猫先生こと大苗吾郎は、鎌光学園の教え子・モッペルこと小山田基夫の家に同居している。9月8日の満月の夜、月見のすすきを取りに源氏山に行ったモッペルは、UFOを目撃してしまった。その報告を受けた犬猫先生とモッペルが、現場に戻ると竹薮の中に美少女が座っていた。手に持っているハンカチーフから、彼女の名は佐々友良里と推測されたが、困ったことに彼女は言葉を喋ることができなかった。男所帯の犬猫先生の手許に若い娘を置いておくわけにもいかず、友良里を預かってもらった先々で、彼女を奪回に来たと思われる怪しい人物が出現した。そして遂にはモッペルが誘拐されてしまった。彼女の正体解明、モッペル誘拐事件の解決に、犬猫先生の推理が冴える!-“犬猫先生シリーズ”の最新作!

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