逆臣・光秀の本懐

Futaba novels

笹沢左保

1998年8月25日

双葉社

880円(税込)

小説・エッセイ / 新書

主君織田信長から、その政治的軍事的手腕を高く評価されていた明智光秀の窃かな心労は、天下人を自認する信長の増長にあった。癇性と気まぐれ、股肱の家臣さえ些細なことで追放し、あまつさえ気に入らなければ主はおろか眷属までも殺戮する。そんな信長から、いつか光秀の心は離れ、ついには主君弑逆に至るのであった。

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