純子
赤松 利市
2019年7月16日
双葉社
1,430円(税込)
小説・エッセイ
四国の辺鄙な里に生まれた純子は「極貧の暮らしから逃れるためには、おまえを蜜の滴るいい女にして高く売るしかないんじゃ」と祖母に言われ、官能的な手練手管を仕込まれて育つ。だが、純子が中学に上がる前にバキュームカーの導入により家業は廃れ始め、さらには里の湧き水が涸れてしまう。皆が生きていくためには水道を引かなければならないー純子はそれを実現させるため、高松の御大尽の愛玩となることを決意するのだが…。過激な昭和のファンタジー小説!
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