
背中の蜘蛛
誉田哲也
2019年10月15日
双葉社
1,760円(税込)
小説・エッセイ
東京・池袋で男の刺殺体が発見された。捜査にあたる警視庁池袋署刑事課長の本宮はある日、捜査一課長から「あること」に端を発した捜査を頼まれる。 それから約半年後ーー。 東京・新木場で爆殺傷事件が発生。再び「あること」により容疑者が浮かぶが、捜査に携わる警視庁組織犯罪対策部の植木は、その唐突な容疑者の浮上に違和感を抱く。そしてもう一人、植木と同じように腑に落ちない思いを抱える警察官がいた。捜査一課の管理官になった本宮だった……。
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かなりリアルだけど…
よく調べていないとここまで書けないだろうし、作品のクオリティの高さは感じつつも、サイバーテロ的な方法で、ある種の復讐をしようとする発想が男性的すぎるし、さらに気分の悪くなりそうなエグいシーンもあったりして、あまり好きとは言えなかった。
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