紅椿
マージナルコミックス
三田六十
2019年12月10日
双葉社
792円（税込）
ボーイズラブ（BL）
「この想いは慈愛か劣情か」孤独な青年・佐吉が拾ったのは鬼の赤子。アカと名付け育てるが、アカの将来を案じ山に戻す。しかし時が過ぎても心の中で燻る想いから、佐吉はアカを探しに山へ、そこで出会ったのは…。人と鬼の言葉の通じぬもどかしさと深まるふれあいを描いた人外BL草紙。
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Bis
鬼の子
starstarstarstar 4.0 2021年07月10日
山で拾った鬼の子を育てる事から話が始まる。
人と同じように育てても、人らしい生活ができなかったり、会話ができなかったり。コミュニケーションが上手く取れないというもどかしさがある。
展開的にメリバになりそうだったが、最終的にハッピーエンド。
絵がとても繊細で美しく、内容にとても合っていた。
この話、鬼の子を育て、一度手放し、再会して恋に落ち、身体を重ねる。
現実的に、自分が育てた赤ん坊を、大きくなったからといって身体を重ねるというのは倫理的にどうなんだろうと思う。
しかしこれは、BLで人外でファンタジー。それを理解して読まないといけない。人によっては、地雷になるかも。
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鬼の子
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