仏果を得ず

双葉文庫

三浦しをん

2011年7月31日

双葉社

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。以来、義太夫を極めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。芸か恋か。悩む健は、人を愛することで義太夫の肝をつかんでいくー。若手大夫の成長を描く青春小説の傑作。

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書店員レビュー(1)
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長江貴士

書店員

三浦しをん「仏果を得ず」

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0
2019年12月25日

みんなのレビュー (2)

Readeeユーザー

(無題)

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3.5 2019年09月05日

文楽の瑠璃語り「太夫」の修行の日々を描く作品。人間国宝銀太夫の人間味、存在感が作品に安定感を与えていていい。太夫と三味線の絡みが主であり、人形はあまり出てこない。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2018年01月09日

仏果を得ずのあらすじ たけるは高校の時に人形浄瑠璃に感激して、弟子入りする。 、浮世離れしたその世界の毅然さみたいなんを感じられる たけるの人形浄瑠璃にかける熱意もみどころ あとたけるのパートナーの兎一郎さんっていう気難しいイケメンの兄弟子の名言がちらほら 登場人物みんなが日本のよき文化(慎みとか真面目とか誠実さとか)をかもしだしてて、真摯に芸に向かう姿見て、自分の日頃の仕事を鑑みてみるのもおもろい

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