ヒトリシズカ

双葉文庫

誉田哲也

2012年4月30日

双葉社

680円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

本書は、あなたに新しい興奮をもたらす。それは、第一章「闇一重」で幕を開ける。男が拳銃で撃たれて死亡する。犯人逮捕が間近となった矢先、司法解剖をした法医学者から連絡が入る。心臓に達していた銃弾は、一度止まってからまた動いたというのだー。第二章 「蛍蜘蛛」で驚愕、第四章「罪時雨」で唖然、最終章「独静加」で…何を見る?-。

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誉田哲也「ヒトリシズカ」

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2019年12月24日

みんなのレビュー (4)

Readeeユーザー

(無題)

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4.1 2020年07月13日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2019年04月30日

Readeeユーザー

(無題)

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2.9 2018年01月25日

この小説には警官が登場するが、警察小説とはいえないだろう。8歳の少女が性的暴行を受け、児童ポルノのモデルを強いられたとしたら、その後の彼女の生き様がどのようなものとなるのか、想像できようというものだ。この小説を読んでいて、喉元に刃物を突きつけられた思いに駆られたのは僕ばかりではないと思う。男が内に秘めた暴力性や性衝動を素直に認めるならば全ての男を代表して女性に対する贖罪の念を抱くのは当たり前のものである。 全ての男がそうであれば、性犯罪が発生しようもないが、実際には卑劣な男の犠牲者がいつの世にもあるのは否定出来ない。本書は時系列や登場人物が交錯しながら1人の女性、伊東静加の8歳 〜 31歳の人生をテーマに繰り広げられる6つ短編連作である。性犯罪の犠牲者・伊東静加の傷付いた心の闇は底知れぬ深さの中に復讐の怨念が渦巻いていた。わずか9歳にして暴力をコントロールして敵対する者たちを処理していく、との強い決意を秘めていた。 本作は、伊東静加が引き起こした犯罪とその捜査に当たる警官の物語である。静加が暴力をコントロールして犯罪を重ねる部分が緻密で計画的だ。ミステリー短編としてとても楽しめる。頭脳的で十分に練られた計画を実行する静加は、冷徹で老練さを感じさせるほどに落ち着いている。静加の強さは復讐を誓った時に鋼鉄の鎧を纏ったのかもしれない。 この強さがひとたび同性、でしかも弱い立場の人間に向かった時は、深い愛情へと変化する。それが、異母妹の養育となって現れ、最後はその娘すなわち静加の姪の身代わりとなる行為となる。最後は美しい終わり方を迎えてホッとした。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0

人が何か行動をすると、その反動が必ず返ってくると思う。それが、マイナスのことであれば、マイナスの反動が返ってくる。 暴力を利用すると言っていた彼女が、どう思っていたかは、推測するしかないが、最終話で「あの頃が1番幸せだった」と話しているところを読むときっと彼女にも幸せを感じる時があったのだろうと思うと救われる。

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