ユリゴコロ
双葉文庫
沼田まほかる
2014年1月31日
双葉社
701円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのかー。絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー!各誌ミステリーランキングの上位に輝き、第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!
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ドロドロ感が半端ない
starstarstar 3.0 2021年01月15日
【胸のあたりがぐるぐる揺らめいて吐きそう、でも、やめられない。】
実家で見つけた四冊のノート。そこに綴られていたのは殺人。自分では止めようのない衝動・・・殺意すらない殺人・・・自分日記。一度開いてしまうと取り憑かれたように最後まで読んでしまう・・・途中でやめると気になりすぎて夢に見る・・・どんなに胸くそ悪くてもどんなに怒りを覚えても、手を止められない。主人公が、もう一冊、次の一冊と、手を伸ばすたび、もうやめて!!もうやめようよ・・・と心から願ったことか。家族は、血のつながりは、そんなに大事ですか。このお話の場合はそうは思えませんでした。たとえ当事者になったとしても私には無理だろうなと思いました。文章だけでここまで衝撃を与えられるすごい作品です。ただ、本当に気分が悪くなるので、覚悟を決めてからお読みください。
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(無題)
-- 2019年09月24日
人殺しの娼婦と、その娼婦を買った男。 その息子だったことが、あるノートからわかった。 自分を産んだ母親は、両親と妹と夫で殺した。 ように見せかけて、本当は両親が生かしていた。 父親は妹と結婚して、弟を作って、育ててた。 主人公の亮介は、ドッグランのある喫茶店を経営していた。 そこに働いてる細谷さんが、実の母親だった。 今まで夫と会うまで殺しをしてきたけど、夫と結婚してからは殺しはしていなかった。 でも、大事な息子のために、殺しをした。 最後は夫も病気が進行していたので、2人で旅に出るといって、出かけた。 それが最後となった。 愁嘆場‥芝居で嘆き悲しむシーンのこと。それを実生活でも応用して使っている。
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(無題)
パッピーエンドの美しさ 怖いけど読んでしまう あやなから良いプレゼントを貰った
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