石榴ノ蝿

居眠り磐音江戸双紙

双葉文庫

佐伯泰英

2008年9月30日

双葉社

712円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

蟋蟀の鳴き声が初秋を告げる頃、出羽山形を発った佐々木磐音と吉原会所の若い衆は、日光道中の帰路を急いでいた。江戸を目前にした千住掃部宿で、磐音はお家騒動の諍いにより窮地に陥った若侍を助けるのだが…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十七弾。

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