蟻地獄

八丁堀の狐

双葉文庫

松本賢吾

2008年11月30日

双葉社

691円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

隠し番屋「狐の穴」を閉じた狐崎十蔵は、北町奉行所の道場で、例繰方同心の小柳藤兵衛から教えられた神道夢想流杖術の稽古をしていた。その最中、詮議所に召喚されていた垢離茶屋の主人が乱心して狼藉をはたらくという事件が起こる。一方、三年に一度商家を襲う「天狗」と呼ばれる賊が動き出す。垢離茶屋と「天狗」の繋がりとは?書き下ろし長編時代小説、好評シリーズ第六弾。

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