魚河岸奉行(2) 金鮪

国光

2017年8月7日

双葉社

631円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

棒手振りの半次が富くじ百両を引き当てた。なんでも、黄金に輝く鮪が夢に出てきたのだという。別名「シビ」と呼ばれて死日に通じると嫌われていた鮪がその日を境に縁起物として江戸で大流行。魚河岸奉行の大池由良ノ介は夏枯れの河岸に現れた意外な救世主に喜ぶ。評判は宿敵内田庵斎の娘、将軍側室お喜代の方の耳にも入り、由良ノ介に鮪料理を振る舞うよう命じる。その裏には密かな狙いがあった。超新鮮シリーズ第二弾!

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