湯屋のお助け人【二】桃湯の産声<新装版>

双葉文庫

千野隆司

2021年10月14日

双葉社

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

旗本家の次男、大曽根三樹之助は、とある事情で家を飛び出し「夢の湯」に居候している。湯屋の主人で岡っ引きの源兵衛は、四年前に同心の豊岡文五郎と共に押し込み強盗を働いた兄弟を捕らえた。兄の金兵衛は斬首、弟の弥蔵は島送りとなったが、腕の立つ浪人と共に島抜けし、江戸に戻って来た。復讐の鬼と化した弥蔵たちに豊岡が襲われ、さらに悪人の牙が湯屋の子どもたちにも迫っていたー。若侍三樹之助の活躍と成長を描く人気シリーズ新装版第二弾!

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