北の御番所 反骨日録 【十】ごくつぶし (仮)

双葉文庫

芝村凉也

2024年4月10日

双葉社

770円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

御小納戸役の旗本・酒井家の厄介叔父である隆次郎が元飯田町の古物商を訪れ、売り物の書画を突然破り捨てた。被害に遭った古物商は訴え出なかったものの、他でも同様の所業に及んでいる疑いが生じたため、隆次郎は小伝馬町の牢屋敷に留め置かれているという。部屋住みとして静かに暮らしていた男は、何故そのような騒動を起こしたのか!? 内命を受けた隠密廻り同心の裄沢広二郎は探索を開始するがーー。やさぐれ同心・裄沢の洞察力が冴え渡る、書き下ろし痛快時代小説、人気シリーズ第十弾!

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