
頭の中がカユいんだ
双葉文庫
中島らも
1995年11月5日
双葉社
523円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「僕は少し疲れているのかも知れない。頭の中にワラが詰まっている感じがする。手を中に突っ込んでワシワシかきたい。耳の穴がもうちょっと大きければ素敵なんだが…」エッセイの「現実」と小説の「虚構」の境目を、黒メガネの男がラリリながらゆっくりと歩いてくる。最後の無頼派のどうしようもないおかしみが漂う“中島らもの原点”。
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