北瞑の大地
八丁堀・地蔵橋留書1
二見時代小説文庫
浅黄斑
2012年8月31日
二見書房
712円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
天明三年(一七八三)七月、事件は起きた。小間物問屋河内屋主人が殺され、犯人は奉公人達によって蔵内に閉じ込められ、駆けつけた老岡っ引き帆柱の喜平は内に踏み込むが、賊は煙の如く消えていた。衆人の看視下、一体いかにして、姿を消したのか?手掛かりを探す同心鈴鹿彦馬と帆柱の喜平の焦燥と苦悩。捕物帳と本格推理の結合を目ざす記念碑的新シリーズの誕生。書き下ろし長編時代小説。
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