
殺し屋ケラーの帰郷
二見文庫
ローレンス・ブロック / 田口俊樹
2014年10月20日
二見書房
1,047円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
ルイジアナ州ニューオーリンズ。殺し屋を引退したケラーは結婚し、子供もできてすっかり良き市民になっていた。新しい仕事のリフォーム事業も、好景気で順調だった。ところが、サブプライムローン問題によってバブルがはじけ、一気に失業状態に。そんなところへ、身を潜めていたドットより突然電話があり、殺しの依頼が舞い込んだ…(『ケラー・イン・ダラス』)。ほかに、数年ぶりに訪れた懐かしいニューヨークを異邦人の眼で見ることにとまどう『ケラーの帰郷』などを収める連作短篇集。
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toruo
(無題)
巨匠ブロックは3つのシリーズを持っており、アル中探偵マッド・スカダー、泥棒バーニィ、に続く第3のシリーズがこの殺し屋ケラーもの。アウトローがなんとなく更生しつつ、というのが全てのシリーズ共通でスカダーものなんかはアルコールをやめてまともに生活し出してからがつまらない(笑) ケラーのシリーズも前作の事情で逃亡した主人公が名前を変え、リフォーム業者として更生したところでお終いかと思ったのだが…本作ではサブプライム問題で住宅業界の景気が落ち込み、暇を持て余した主人公が殺し屋稼業に復帰する。 常識人の殺し屋というこのシリーズ、この作家の作品では今、一番面白いかもしれない。
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