荒波越えて
八丁堀裏十手8
二見時代小説文庫
牧秀彦
2015年1月31日
二見書房
712円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
北町奉行所の廻方同心「北町の虎」こと嵐田左門は六十四歳。法で裁けぬ悪党どもを叩き潰すべく、岡っ引きの鉄平、元裏稼業人の中山政秀、御様御用首斬り役の山田父子、心形刀流宗家の伊庭軍兵衛らと「裏十手」で共に戦ってきた。折しも、伊豆韮山代官の江川英龍から、故あって三宅島に流刑された息子・嵐田角馬に迫る危機を知らされた。ここに、左門の最後の戦いが始まった。
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