家政婦さん、いらっしゃい

二見文庫 官能シリーズ

霧原 一輝

2019年10月28日

二見書房

763円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「あら、ここもきれいにしないといけませんね──」 自宅療養中の男の家に来た家政婦は かつての不倫相手だった──。 仕事中に右腕骨折をし、自宅療養中の健二。妻とは二年前に離婚している。 右手が使えないので日常生活ができないことに辟易した彼は家政婦に来てもらうことにした。 写真と履歴もチェックできるHPを開くと、そこにはかつて一度だけ不倫をした相手である女性の顔が! 興味と期待で彼女に来てもらうことにしたが……。 人気作家による書下し官能エンタメ! ◆ 著者について 霧原一輝(きりはら・かずき) 1953年愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。エロスを追求しながらさまざまな文筆業を続け、2006年『恋鎖』(双葉文庫)でデビュー。 その後も「大人の男性が元気になる官能小説」をテーマに執筆。読者の熱い共感を得る。 主な著書として「嫁シリーズ」三部作『息子の嫁』『弟の嫁』『うちの嫁』や『未亡人の長い夜』『嫁は未亡人』『若い後妻と息子の嫁と』『嫁の寝姿』 『かわいい嫁』『みんなの嫁』『人妻の別荘』『息子の愛人』『高慢女性課長』『生保レディ 契約ください』『息子の嫁の艶姿』『催淫気功 その気にさせて』 『嫁の黒下着』『人妻は昼顔夫人』『人妻 濡れつづけた一週間』『愛と欲望の深夜バス』(以上、二見文庫)、『夜も添乗員』(双葉文庫)ほか多数。 第 1 章 液体ソープの泡 …… 7 第 2 章 押しあげる胸 …… 77 第 3 章 家政婦は元カノ …… 148 第 4 章 白い長襦袢 …… 217 「ひろい背中ですね。男の人の背中って流したことがないんですよ」 「そうなの? ダンナの背中は?」 「ありません」  よほど関係が悪いのだろう。  それから、慶子はぐっと手を前に伸ばして、前のほうから下腹部にかけてスポンジで擦ってくれる。 「あっ、そこはいいよ」 「いけません。ここはいちばん汚れる場所だから、きれいにしましょうね」  まるで子供に向かうように言って、下腹部を洗う。  石けんのついたぬるぬるしたスポンジが肉茎をなぞってきて、その際、明かに柔らかなオッパイが背中に触れているので、亮介の分身はいっそう力を漲らせてしまう。 (ああ、マズいぞ……どんどん大きくなってくる)  ぬるっとしたスポンジが陰のうから肛門にかけて走り、快感に近いものがあふれてきた。

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