
夢か現か人妻か
二見文庫 官能シリーズ
葉月 奏太
2019年11月26日
二見書房
763円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
夢でもしやれたら……? 「これって、夢で見たのと同じ……」とはいえ、これはまぎれもない現実で──。 人気作家による、今一番新しい形のエンタメ官能書下し! 俊樹は、女性を助け、お礼に口でサービスしてもらう夢を見る。 一週間後、夢と同じことが起きるが現実はセックスまでいけた。 近所に住む憧れの人妻の夢を見ると夢以上の展開に。 不思議な現象を解明しようとする彼だが、その人妻がDV夫に命を狙われ、助けようとした自分が殺される夢を見てしまい……。 今一番新しい形の官能エンタメ書下し! ◆ 著者について 葉月奏太(はづき・そうた) 1969年神奈川県横浜市生まれ。 2011年、『蜜会 濡れる未亡人』(竹書房ラブロマン文庫)で官能長編デビューを果たす。 『二階堂家の兄嫁』『襖の陰 二階堂家の兄嫁(二)』『赤い稜線 二階堂家の兄嫁(三)』(以上、双葉文庫)という三部作での、重厚なストーリーと艶やかな描写で多くの読者を獲得する。 一方で、『奥さん、透けてますけど。』『奥さん、入りますけど。』『君の縄。』『人妻 やりたいノート』『いきなり未亡人』『もうひとりの妻』(以上、二見文庫)など、 ユニークな設定で官能の可能性を一気に広げた作品も、新しいエンタメ官能として評判を呼んでいる。他に著書多数。 第 1 章 まさかの初体験 …… 7 第 2 章 夢とは違う……? …… 67 第 3 章 女子大生の別の顔 …… 116 第 4 章 三年ぶりに …… 170 第 5 章 人妻は夢か現か …… 218 (確か、これって……) これとそっくりの場面を夢で見た。偶然の出来事に驚いていると、玲奈が隣に腰かけてきた。 (まさか、このまま……) 肩が触れたことで緊張感が高まっていく。夢のなかでは玲奈とセックスしたのだ。あり得ないと思いつつ、どうしても期待が高まってしまう。実際、玲奈は熱い眼差しで見つめてきた。 「ま、まずいですよ」 胸の高なりを覚えながらも、なんとか言葉を絞り出す。 夢とは違う展開だ。 「わたしとじゃ……いや?」 「お、俺……で、でも……」 ここで抱きしめたら、本当に彼女とセックスできるかもしれない。ついそんなことを考えると、股間が疼うずいてペニスが頭をもたげはじめた。瞬く間にジーンズの前が盛りあがり、立派なテントを張ってしまった。 「大きい……」
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