
夜の卒業式
二見文庫 官能シリーズ
睦月 影郎
2020年3月26日
二見書房
775円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「本当の卒業は、これからよ……」 全身全霊! ── 不思議な能力が僕を快感に導いて……超人気作家による書下し青春官能エンタメ! 高校の卒業式当日、部室でオナニーしようとしていた怜児はその時入ってきた明菜に指でイカされてしまう。 その直後から、多くの想念が彼の頭の中を巡り始めた。 学者の霊が知識を、画家の霊が輝く光景をもたらしてくれたのだ。 霊を呼ぶと霊の力を発揮できる──この特殊な能力でまずは女教師・弥生に迫っていくのだが……。 超人気作家による書下し卒業官能! ◆ 著者について 睦月影郎(むつき・かげろう) 1956年神奈川県生まれ。 神奈川県立三崎高校卒業後、さまざまな職業を経て、23歳に官能作家としてデビュー。 奇抜なストーリーと独特のフェティッシュな官能描写で圧倒的な支持を得ている。 著書は、「21世紀最強の官能小説大賞」に輝いた『夜の研究棟』を含む『儀式 真夜中の肉宴』『蜜の閨 誘惑の一夜』の「館」三部作、 『はまぐり伝説』『クリおね伝説』『あわび伝説』の「伝説」三部作、『絶倫王子』『淫脳王』『永遠のエロ』『人妻淫スクール』『月影亭擦淫事件』(以上、二見文庫)他600冊を超える。 また、官能小説の書き方他についてまとめた『欲情の文法』(星海社新書)、自らの人生とマンガの歴史を振り返ったエッセイ『ぼくのマンガ道』(鈴屋出版)もある。 第 1 章 部室でムラムラ …… 7 第 2 章 全身全霊 …… 48 第 3 章 青い恥丘の匂い …… 89 第 4 章 水泳美女と豊満熟女 …… 130 第 5 章 人妻のミルク …… 171 第 6 章 先生との卒業式 …… 212 真矢子も手早く一糸まとわぬ姿になると、優雅な仕草で添い寝してきた。 しかし、年上の余裕もそこまでのようで、怜児が甘えるように腕枕してもらい巨乳に顔を埋めると、 「アア、可愛い……!」 途端に感極まったように声を洩らし、ギュッときつく抱きすくめてきたのだ。 玲児はもう片方の膨らみに手を這わせ、指の腹で乳首をいじった。 「あう……、教えて欲しいって言っていたけど、実は私は何も知らないのよ。だから、鳥塚さんが好きにしてみてね」 真矢子が囁き、腕を解いて仰向けの受け身体勢になった。 玲児ものしかかり、チュッと乳首に吸い付いて舌で転がし、豊かな膨らみを揉みしだいた。 「アア……、いい気持ち……」 さらに腋の下にも鼻を埋め込むと、スベスベのそこは生ぬるく湿り、汗の匂いが濃厚に籠もっていた。 「あう、ダメよ、恥ずかしいから……」
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