
母と娘と寝室で
二見文庫 官能シリーズ
睦月 影郎
2020年7月27日
二見書房
775円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
妖しい熟女の吐息が迫る…… 「してみたいでしょう。私も味見をしたいわ」 超人気作家による妖艶官能エンタメ! 女子大国文科の助手・久彦は、講義中になぜか昔からなじみのある女生徒の顔を見つける。 過去の自分をいつも助けてくれた──記憶があったのだ。彼女は亜美。不思議な能力を持っていた。 彼女のおかげで宝くじも当たり、そのお金と強い性欲に引っ張られるままに女性たちと交わっていく。 そして妖しい彼女の母親とも……。 超人気作家による書下し官能エンタメ! ◆ 著者について 睦月影郎(むつき・かげろう) 1956年神奈川県生まれ。 神奈川県立三崎高校卒業後、さまざまな職業を経て、23歳に官能作家としてデビュー。 奇抜なストーリーと独特のフェティッシュな官能描写で圧倒的な支持を得ている。 著書は、「21世紀最強の官能小説大賞」に輝いた『夜の研究棟』を含む『儀式 真夜中の肉宴』『蜜の閨 誘惑の一夜』の「館」三部作、 『はまぐり伝説』『クリおね伝説』『あわび伝説』の「伝説」三部作、『絶倫王子』『淫脳王』『永遠のエロ』『人妻淫スクール』『月影亭擦淫事件』(以上、二見文庫)他600冊を超える。 また、官能小説の書き方他についてまとめた『欲情の文法』(星海社新書)、自らの人生とマンガの歴史を振り返ったエッセイ『ぼくのマンガ道』(鈴屋出版)もある。 第 1 章 見覚えのある美少女 …… 7 第 2 章 メガネをかけて…… …… 48 第 3 章 件の味覚 …… 89 第 4 章 先生といっしょ …… 130 第 5 章 デートは肉矢で貫いて …… 171 第 6 章 生温かなシロップ …… 212 「天野久彦というのも偶然じゃなさそうね。略してアマヒコ」 佐和子が彼の顔を見つめて言った。 「アマヒコ、アマビコがアマビエになったのは、当時の瓦版の字を読み間違えて広まったという説もあるわ」 言いながら彼女は、ブラウスのボタンを外しはじめた。 「さあ、脱いで。してみたいでしょう。私も味見をしたいわ」 「え、ええ……」 言われて、久彦も緊張と興奮に息を震わせながら、手早く脱いでいった。 彼は先に全裸になり、ベッドに横になって見ると、佐和子も最後の一枚を脱ぎ 去ったところだった。 ムッチリした脚はむき卵のように滑らかで、彼女は豊かな乳房を揺すりながら 優雅な仕草で添い寝してきた。 「ああ、大きい……」 久彦は甘えるように腕枕してもらい、メロンほどもある爆乳を見て言った。 「いいわ、好きにして」
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