新春新婚 小料理のどか屋 人情帖30
二見時代小説文庫
倉阪 鬼一郎 / 宇野 信哉
2020年10月26日
二見書房
723円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
刀を包丁に替えた時吉とおちよの夢が叶った。二代目の千吉が祝言! 初めて花板としてのどか屋の春を乗り切る千吉は……。 折しも道行く人をあおって恐怖を撒く大八車の暴挙に、黒四組下賜の十手が唸る! 元武家で、刀を包丁に持ち替えて料理人になった時吉は、師匠である長吉の娘のおちよと結ばれ、跡取り息子の千吉が生まれた。 のどか屋は二度の大火で焼かれたが、多くの常連客に支えられ、旅籠付きの小料理のどか屋としていまものれんが続いている。 来年からは、千吉がのどか屋の花板で、おようが若おかみ、おちよは大おかみだ。時吉はやがて長吉の見世を継ぐことに……。 ************************本書に登場する小料理 ******************************* ・鯛の姿づくり ・赤飯折詰 ・寒鰤の炊き込みご飯 ・寒鮃の湯ぶり ・金麩羅 ・三色玉子焼き ・青柳の玉子とじ丼 ・海山雑炊と鯛煮麺 ・七草ご飯 ・納豆の青紫蘇揚げ ******************************************************************************** ◆ 著者について 倉阪鬼一郎 くらさか・きいちろう 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。 ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。 2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
X
LINE
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
みんなのレビュー